11/25 発達障がいを持つ生徒のための「高校進学説明会」 

11月25日(日)に発達障がいを持つ生徒のための「高校進学説明会」を開催しました。

約70名の方が参加されました。たくさんのお申込みありがとうございました。

高校進学に関する有益な情報をお話しして頂きました講師の先生方、本当にありがとうございました。

 

・荻原 昭人 氏

「私立6高等学校の入試制度について」

推薦での入試試験では「国・数・英」各30分の基礎学力試験と面接試験があり、専願・併願での入試試験では「国・数・英・理・社」各50分の学力試験と面接試験(集団・個別・親子※いずれか1つ)がある。面接試験のポイントは、「志望理由をしっかり言えるかどうか」である。試験の合否判定については、原則平等で一般入試と同じ扱いになり、障害を持つ生徒の入学後の配慮等は各高校に問い合わせて欲しい。出席日数はもちろんのこと3科目以上の赤点で留年である。しかし、点数だけが全てではなく、授業態度、提出物を加味したうえでの判断になる。

・望月 陽子 氏

「発達障害を持つ生徒の進学相談に際して」

人との付き合い方が不器用なAさんが高校卒業後、一般企業で働けるか不安という相談内容があった。この後、Aさんは家族や周りの大人、相談機関等と相談して最終的には、福祉サービスを利用し、「働くこと」の練習をしてから就職するという流れになった。

このように、現在お子さんの進路や将来について不安や悩みを抱える方がたくさんいる。家族だけで判断が難しい場合は、近くの相談機関等に相談を持ち掛けてみると、不安や悩みを解消できるかもしれない。

・マザーズ代表 杉本 武彦

「支援を必要とする生徒のために!」

中学卒業後の進路は、全日制の高校進学だけが全てではなく、定時制、通信制、サポート校等幅広い選択肢がある。一人ひとりに合った進路を選択することがその子の将来の幸せに繋がる。どこにも行けないということは無く、一人ひとりに応じた進路先が必ずある。見つけ出すのが困難な場合は、近くの相談機関や福祉サービスの利用を検討することを強く勧めます。

説明会終了後、「またこのようなイベントがあれば参加したい。」、「話を聞いて安心した。」などたくさんの反響がありました。ありがとうございました。今後も継続してこのようなイベントを開催する予定です。

今後、イベント等の案内を希望される場合は、下記のメールアドレスにお名前、住所、電話番号、メールアドレスを明記の上、送信下さい。※原則、メールでの案内となります。ハガキ等での案内を希望される場合は、その旨をご記入下さい。

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