マザーズとは?

マザーズの療育

一人ひとりの自立に向けた
力を育むプログラム

①学校では学べない将来の自立を支える武器(マザーズメソッド)

お子様もやがて大人になり、自立するときが必ずきます。マザーズメソッドでは、その子なりの自立の形を一緒に探しつつ、今から「使える武器」を楽しい活動を通して習得することを目指します。

➁学校や家庭とは異なる空間 様々な人と繋がる

安心できる教室は、色々な学校や学年、魅力的な大人と関わり、メソッドで習得したことの実践の場です。社会の中で生きていくお子様には、今から小集団の中で成功体験を積むことが必要です。
支援者がサポートしつつ成功や良質な失敗をたくさんして欲しいと思います。

ライフスキル

金銭管理・掃除・身だしなみ等の生活能力や、円滑な人間関係を築くコミュニケーション能力(SST)の習得を目指します。

感覚統合

粗大運動・微細運動・コグトレ(認知強化トレーニング)を通じて、体幹や姿勢保持、手先の訓練を行います。新聞ボール投げ、サーキット、ドミノなど小集団で体を動かすプログラムです。

創作活動(工作)

母の日のカードや鯉のぼり制作など、季節を感じる絵画や遊べるおもちゃ作りを通じて、四季を感じたり表現する喜びを体験することが目的です。

支援例

当社ではABA(応用行動分析学)を基礎としています。
根拠のある「ほめる」「しかる」のために。

マザーズでは、"応用行動分析学"(以下"ABA")をお子さんへの支援の基礎としています。"ABA"は、目に見える「行動」からお子さんの心を理解することで、望ましい行動を増やして問題行動を減らす対応を目指しています。

今回は"ABA"の出発点となる、「行動」の捉え方について、お子さんの漢字練習帳を例にご説明します。

1日の流れ

  • 平日の場合

  • 放課後~ 
    送迎、順次来所、体調確認等
    学校へ迎えに行き、先生と今日の様子を共有し連携が取れた支援を行います。来所してからする事を視覚的に分かりやすくし、荷物の片付けや着替えをできる限り自身の力で出来るように支援します。
  • 来所後〜 
    手洗い、おやつ、余暇
    手洗い・消毒・検温をして、お子様の体調チェックをします。一日の流れは掲示して見通しを立てることが苦手な子の不安も解消します。余暇の時間も個別支援計画に応じて、お子様にあった支援をします。
  • 16:00〜 
    集団療育
    マザーズ独自の療育プログラム「マザーズメソッド」に基づいて活動を行います。社会の中で生きていくお子様には小集団での生活が大切です。時間を決めて活動を行い、自立支援を行います。
  • 16:30〜 
    学習・学習支援
    スタッフが付き添い宿題や個別学習を行います。疑問点をその場で質問しながら取り組みます。スタッフも苦手と得意を確認でき、保護者へお家での取り組み方などのアドバイスも行います。
  • 17:15〜 
    帰りの会・送迎・お迎え
    引き渡しの際には保護者と本日の様子などをしっかりお伝えしたり、お家での支援方法や相談にアドバイスも行います。
  • 学校休校日の場合

  • 7:30〜 
    送迎・順次来所・体調確認等
    お家へお迎えや保護者の方と一緒に来所します。その際もお子様の様子を共有し連携が取れた支援を行います。来所してからする事を視覚的に分かりやすくし、荷物の片付けなどできる限り自身の力で出来るように支援します。
  • 手洗い・余暇
    手洗い・消毒・検温をして、お子様の体調チェックをします。一日の流れは掲示して見通しを立てることが苦手な子の不安も解消します。余暇の時間も個別支援計画に応じて、お子様にあった支援をします。
  • 9:30〜 
    朝の会
    始めと終わりを意識して行動できるように、また一日の流れを説明し見通しの立てない子の不安を解消するために朝の会を行います。
  • 10:00〜 
    学習支援
    スタッフが付き添い宿題や個別学習を行います。疑問点をその場で質問しながら取り組みます。スタッフも苦手と得意を確認でき、保護者へお家での取り組み方などのアドバイスも行います。
  • 12:00〜 
    お昼
    お家から持参したお弁当をみんなで食べます。中にはソーシャルスキル向上のため近くのお店にスタッフが付き添いお弁当のお買い物をする子もいます。
  • 13:00〜 
    集団活動
    マザーズ独自の療育プログラム「マザーズメソッド」に基づいて活動を行います。時間を決めて活動を行い、自立支援を行います。長期休暇には平日ではできないお出かけや、イベントを行い、そこでしかできないソーシャルスキルを養います。
  • 16:20〜 
    帰りの会・送迎・お迎え
    引き渡しの際には保護者と本日の様子などをしっかりお伝えしたり、お家での支援方法や相談にアドバイスも行います。

発達障がいとは?

発達障がいとは、広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害など、脳機能の発達に関係する障がいです。生まれつき脳機能の発達に偏りがあり、特性と環境のミスマッチから周囲とトラブルになったり、社会生活が困難になったりします。
また発達障がいは外見から分かりにくいため、「わがまま」「さぼっている」「親のしつけが悪い」と周りから批判されることもあります。しかし、特性を理解し環境を整えてあげれば優れた能力を発揮する場合もあります。
発達障がいの子ども達が自分の能力を伸ばし、将来社会の中で自立していけるようになるには適切なサポートが必要です。
大切なのは周囲の大人や友達、一人一人が発達障がいについて理解することです。

主な発達障がいの特徴

発達障がいは、生まれつきの脳機能の発達に関係する障がいです。
発達障がいは、外見からは分かりにくいため「わがまま」「身勝手」「困った子」と誤解されやすいです。しかしそれら困った行動の原因が個人の価値観や、親のしつけによるものではなく、脳機能の障がいによるものだと分かれば接し方も変わるのではないでしょうか。
ここではいくつかの代表的な発達障がいの特徴を紹介します。

広汎性発達障害

コミュニケーション能力や社会性に関連する脳の領域に関係する発達障がいの総称です。自閉症、アスペルガー症候群のほか、レット症候群、小児期崩壊性障害、特定不能の広汎性発達障害を含みます。

●自閉症
自閉症は、「言葉の発達の遅れ」「コミュニケーションの障がい」「対人関係・社会性の障がい」「パターン化した行動、こだわり」などの特徴をもつ障がいです。最近では、自閉スペクトラム症と呼ばれることもあります。
●アスペルガー症候群
アスペルガー症候群は広い意味での「自閉症」に含まれる一つのタイプで、「コミュニケーションの障がい」「対人関係・社会性の障がい」「パターン化した行動、興味・関心のかたより」があります。自閉症のように、幼児期に言葉の発達の遅れがないため、障がいがあることが分かりにくいのですが、成長とともに不器用さがはっきりすることが特徴です。

注意欠陥多動性障害(AD/HD)

注意欠陥多動性障害(AD/HD:Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder)は、「集中できない(不注意)」「じっとしていられない(多動・多弁)」「考えるよりも先に動く(衝動的な行動)」などを特徴する発達障がいです。

学習障害(LD)

注意欠陥学習障害(LD:Learning DisordersまたはLearning Disabilities)とは、全般的な知的発達に遅れはないのに、聞く、話す、読む、書く、計算する、推論するなどの特定の能力を学んだり、行ったりすることに著しい困難を示すさまざまな状態をいいます。

発達障がいの多様性

いくつかの代表的な発達障がいの特徴を紹介しました。しかし、発達障がいは複数の障がいが重なって現れることもありますし、障がいの程度は年齢や生活環境によって違ってきます。同じ症例でも同じ支援が有効とは限りません。症状の名前にとらわれず、一人一人の個性として理解していくことが大切です。

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